「 歯医者さん。 」

 

 

歯石は何度か除去しに、何度か行ったが

歯の治療は全く行かない日が、ここ何年も続いてた。

痛さが増してきて、もうこのままでは人として駄目になるとおもい

重い腰を上げた。

 

予想するもなにも、長く治療にかかることは

目にみえているから、超ご近所の歯医者を予約。

治療を始めるにあたり、歯医者の爺さんが全体を検査。

すると、

 

「なんでこんなになるまで放っておいた?」

「強く磨きすぎ!!」

「歯磨き粉付け過ぎ!!」

「歯磨き粉屋さんを儲けさせなくてもいい!!」

と、散々な言われよう・・・・・・。

 

口をあけたまま、

 

「はい。 口の中、ぐちゃぐちゃですみません。」と一言。

 

その日は歯石除去とレントゲンの御代を取られる。

 

翌週、先日の爺さんの言うことに納得しながら

やっと治療が始まった。

 

「じゃあ、右下の歯から始めましょう。」

 

麻酔を打ったにもかかわらず

全くきかない。

あまりの激痛に、治療中断。

 

「本日の御代は結構です。」

 

そりゃそうだよな。

麻酔は効きかねえし、何もかわっちゃいねえんだから。

 

翌週も行く。

すると、また治療するところだけ麻酔がきかない。

 

「おかしいなあ。 おかしいなあ。」

「きかないなんて、おかしいなあ。」

爺さんが連呼。

 

あまりにも麻酔がきかないため

自分自身のメンタルを疑う羽目に。

 

友人にその旨を話した。

すると一言。

 

「ヤブ医者なんじゃね?そこ。」

 

げ!!

盲点だった。今の時代にヤブ医者って・・・・

ちうか、ヤブ医者って言葉を久しぶりに聞いた。

まさかのヤブ医者発言。

昔の話だとばかり思ってた。

 

そして自分は歯医者をかえた。

 

御言葉:「もう21世紀だし、医者なんてどこも同じだ、と思ってた方はご注意を。(爆)」